III号戦車 E型

ドラゴン 1/35

  速度 空防御 地防御 主要武装 対甲 対人 対空
PzKw III E 5 15 15 37mm L47 35 40 0

4号短砲身型が殆ど役に立たない中、大戦略序盤において主力戦車の座を担うの
が3号戦車です。最初に生産出来るタイプがこのE型。搭載砲は37mmと、対戦車
戦闘に不向きなことは否めませんが、しかし先に攻撃出来るだけ4号よりも使え
ます。(^^;

ドラゴンの旧いキットです。最新のものとは違い、キットとしての出来は良くあ
りません。モールドはヌルイし、部品精度も低い。ちょっと気合いを入れて作っ
てやらないといけないキットです。
アフターパーツとして、アベールのエッチング、タミヤ3号のOVM、カステンの
キャタピラ、アベールの金属砲身を使用。お金も手間も結構かかってしまいまし
た。

塗装はプライマー・サーフェイサを吹き付け後、全体をフラットブラックで塗り、
続いてクレオスのジャーマングレー+白を吹き付け。単色塗装なのでパネル縁部
は下色の黒を活かしてグラデーションを付けます。エナメルの焦げ茶でウオッシ
ングを行いました。
細部を筆塗りした後、エナメルのライトクレーでドライブラシ。
キャタピラはジャーマングレー+ニュートラルグレー+黒で塗装。乾燥後、パス
テルの茶色+グレーをアクリル溶剤(連結キャタピラにエナメルは厳禁!)で溶
いたのもを凹部に流し込みます。つや消しトップコートで固着後、銀色でドライ
ブラシを行いました。
車体下付にダークアース+ニュートラルグレー+白をユルユルに薄めたモノを吹
きつけ、砂埃を表現。
パステルで錆と水垢を書き込み、つや消しトップコートで固着。最後に排気管付
近をクレオスのスートで汚しました。
完成してみると、エッチングパーツとカステンのキャタピラの効果が良く現れて
おり、大戦初期ドイツ車両のゴチャゴチャ感と弱々しさ(笑)が感じ取れるモデル
となりました。











戻る