I号戦車A型

トライスター 1/35

  速度 空防御 地防御 主要武装 対甲 対人 対空
PzKw I A 5 7 8 7.92mm 3 25 0

Aキャンペーンモードで初期配置される1号戦車。本来は訓練用車両だったらしく、
弱い、とにかく弱い。マシンガン装備の歩兵より弱い(笑)。それでも1面はこれ
しか兵器がないため、歩兵相手に戦わせます。
大事に育てて進化させると様々な自走砲となるようですが、私はそれまで待ち
きれず、3号戦車がエントリーされた時点で全車処分。(^^;

トライスター製のキットを初めて組みました。日本製品らしく、組み立ててい
く上で特に大きな問題はありません。多少のパーティングラインはあるものの、
タミヤとさえ比べなければ全然OKな範囲です。また付属フィギャーの出来は、
タミヤやドラゴンを完全に凌ぐ素晴らしいものです。
キャタピラは付属のカステン製を使用。弱々しい(笑)繊細さが良く出ているの
ですが、組み立てにも繊細さが必要。多少手間取りました。
主砲ならぬ主銃はパーフェクト・メタル・バレル製を使用。これは「マジかよ
!」って程、緻密で素晴らしい出来です。機銃一丁に1000円以上かける価値有
り!入手困難なのが玉に傷なのですが。
エデュアルドのエッチングパーツで細部を締めました。エデュアルド製は初め
ての使用だったのですが、アベールやドラゴン純正のモノに比べデフォルメさ
れているものの、大変組み立て易く、結果として挫折の度合いも少なくなりま
す(笑)。個人的にはこれで充分なのではないかと思いました。

塗装はまず全体にプライマーとサーフェイサを塗布。黒で影部を塗った後、ク
レオスのジャーマングレー+ニュートラルグレー+白を吹き付け。エナメルの
ダークブラウンでウオッシングを行います。細部を塗り分けた後、エナメルラ
イトグレーでドライブラシ。ダークアース+赤で足回りを汚し、シルバーで鉄
部のドライブラシ。最後につや消しトップコートを行いました。
キャタミラはニュートラルグレー+ジャーマングレー+黒で基本塗装を行った
後、焦げ茶のパステルをアクリル溶剤で溶いたモノを塗ります。ダークアース
+赤を軽く吹いた後、シルバーでドライブラシ。

1/35モデルなのに、1/48や1/72を組み立てている気分になる程、カワイらしい
1号。同スケールのティーガーと並べてみると、幼児と大人程の違いです。こ
んなん使って勝ち進んだのだから、大戦初期のドイツの戦略・戦術は大したも
のだと感心させられます。













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